まずは、3枚の役割を決めよう
3枚とも、ここで紹介する一般カードは年会費無料です。「どこでも同じカード」から一歩進めて、最初の特典・よく使う店・普段の支払いを分担させます。
初年度は「入会特典+普段の還元」で考える
入会時だけで終わらず、普段の買い物でも遠征用の予算を残していきます。例えば、毎月10万円の対象支払いをリクルートカード、別に毎月5,000円の対象店舗の指定スマホ決済等を三井住友カードに振り分けるケースです。
| 支払いの振り分け | 年間の付与額の目安 |
|---|---|
| 普段の対象利用 月10万円 × 1.2% × 12か月 | 14,400ポイント |
| 三井住友の対象店舗・決済 月5,000円 × 7% × 12か月 | 4,200ポイント |
| 日常の還元の合計 | 年間18,600円相当 |
| 上記+楽天・三井住友の入会等特典 | 初年度28,600円相当 入会等特典計10,000円相当を加算 |
| SBI証券側の最大条件も達成した場合 | 初年度最大46,600円相当 さらに最大18,000円相当を加算 |
当サイトの試算です。日常利用の対象額は合計月105,000円で、同じ支払いを7%と1.2%の両方に数えていません。12か月とも同じ対象額を利用でき、各特典の条件・受取期限を満たす場合を想定しています。入会条件を満たす支払いを含め、実際の振り分け・端数処理・付与時期・対象外利用で変わります。投資の元本・費用・損益を含まない付与額であり、実際の利益を示す数字ではありません。
楽天ポイントは対象の宿泊予約へ。リクルートポイントやVポイント、VポイントPayギフトは、対応する日常の支払い等に使い、その分の現金を遠征用に取り分ける方法もあります。合計額のすべてを、同じホテル予約で直接使えるという意味ではありません。
すでに別のカードで貯まっているポイントがあれば、その分を差し引いた額が見直しによる上乗せです。毎月の対象支払いが同じ105,000円で、従来が一律0.5%なら年間6,300円相当なので、日常還元の増加は年間12,300円相当という計算になります。
普段の1.2%でも、年間どれくらい貯まる?
まずは、普段の支払いのうち、ポイントの対象になる金額だけを取り出してみます。例えば、食料品、日用品、ネットの買い物などで毎月10万円を使い、その全額が1.2%還元の対象なら、1年間では14,400ポイントという計算です。
| 毎月の対象支払い | 1年間の支払額 | 年間ポイントの目安 |
|---|---|---|
| 5万円 | 60万円 | 7,200ポイント |
| 10万円 | 120万円 | 14,400ポイント |
| 15万円 | 180万円 | 21,600ポイント |
| 20万円 | 240万円 | 28,800ポイント |
当サイトの計算例です。対象支払額×12か月×1.2%で算出し、入会特典やキャンペーンは含めていません。実際のポイントは、対象外の支払い、還元率の違い、付与単位や端数処理などで変わります。年会費・決済手数料も別に確認してください。
この金額を貯めるために、買い物を増やす必要はありません。すでに払っている費用の中で、無理なくカード払いにできる部分を探すのが出発点です。貯めるまでに時間もかかるので、直近の遠征ではなく、次の一年の準備として考えると続けやすくなります。
「生活費を全部」ではなく、対象になる支払いをまとめる
最初は、スーパーやドラッグストアなど、よく使う店の支払いから確認してみましょう。そのあとで、携帯電話、インターネット、定期的なサービスなど、毎月の支払いを見直します。
電気・ガス・水道や税金は、支払先やカードによってポイントの扱いが違います。家賃も、カード払いに対応しているか、手数料がかかるかを契約先で確認する必要があります。現金払いや口座振替の割引があるなら、ポイントと差し引きで比べてください。
家計全体が月15万円でも、1.2%還元の対象が8万円なら、先ほどの計算に使うのは8万円です。支払額を大きく見せず、自分の明細で対象額を確かめると、使えるポイントの見通しも立てやすくなります。
貯まったポイントを、次のホテル予約に使う
ポイントは、使い道まで決めておくと遠征の準備につながります。楽天ポイントなら、楽天トラベルの対象となる国内宿泊予約で、1ポイントを1円として利用できます。国内宿泊は100ポイント以上、100ポイント単位で、予約時に利用するポイント数を指定します。楽天トラベルのポイント利用条件も確認してください。
楽天の特典には期間限定ポイントも含まれ、受取時期も分かれます。予約する前に、実際に進呈された保有ポイントの有効期限と、その予約で使えるポイント数を確認しましょう。ポイントが使える宿でも、会場への行き帰りやキャンセル条件が予定に合うかは別に見ておきます。
泊まる場所を先に比べて、最後の支払いにポイントを充てる。この順番なら、宿選びと予算を一緒に考えられます。
すでにカードを使っているなら、「増える分」を計算する
年間14,400ポイントという例は、年間に貯まる合計です。カードを替えたことで、丸ごと14,400ポイント増えるとは限りません。
毎月10万円を、これまで0.5%還元のカードで払っていた場合、年間の目安は6,000ポイント。同じ支払いを1.2%還元に替えると14,400ポイントなので、増えるのは年間8,400ポイントです。
すでに1.2%還元なら、同じ条件の1.2%還元カードへ替えても、基本の還元分は増えません。普段の買い物で困らずポイントを使えているなら、今のカードを続ける選択もあります。
見直しで増えるポイントから、年会費や新たな手数料を引いて考えてみましょう。支払いの管理が複雑になるなら、カードを何枚も増やすより、一枚で続けられる範囲から始める方法もあります。
年会費無料の3枚を、ポイントの使い道から比べる
ここでは、一般カードの楽天カード、リクルートカード、三井住友カード(NL)を比べます。どれが合うかは、よく使う店とポイントの使い先で変わります。表の還元率は通常の対象利用に対するもので、すべての支払いに当てはまる数字ではありません。
| カード | 本カードの年会費 | 通常の対象利用 | 選ぶときの視点 |
|---|---|---|---|
| 楽天カード | 永年無料 | 100円につき1ポイント(1%) | 楽天トラベルの対象宿泊予約へポイントを回したい |
| リクルートカード(JCB) | 永年無料 | 1.2% | リクルートのサービスや、交換先のPonta・dポイントを使う |
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 200円につき1ポイント(0.5%相当) | 普段の利用店と、上乗せ条件の相性を確認する |
公式情報を2026年10月27日に確認。1ポイントを1円相当で利用する場合の比較です。付与対象・交換先・利用方法によって条件が異なります。ETCなど追加カードの費用は別に確認してください。各商品の根拠は、以下の公式リンクと記事末の出典に掲載しています。
以下の券面は、各社公式サイトに掲載された見本の一例です。申し込み時は、選択するカードの種類と国際ブランドを確認してください。
楽天トラベルの宿泊費に使うなら、楽天カードを候補に

画像引用:楽天カード公式サイト
券面例は銀色の一般カードです。楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードとは別の商品として比較しています。
楽天トラベルを普段から使う人には、貯めた楽天ポイントを宿泊予約で使う流れが分かりやすいカードです。通常の買い物では100円につき1ポイント。公共料金などの還元率は、先ほどの一覧と照らし合わせてください。
新規入会・利用で5,000ポイント。受取手順も確認
- 楽天e-NAVIへ初回登録:カード受取後に登録し、新規入会特典の2,000ポイントを受け取ります。登録は契約日から7か月後の月末まで。通常は初回登録完了の2日前後に進呈されます。
- 申込日の翌月末までに、対象のカードショッピングを3回以上:1回1円以上が条件です。普段の予定していた買い物で確認しましょう。店舗からの利用情報が翌々月末までに到着する必要もあります。
- 申込日の翌々月25日までに口座振替設定:対象利用3回と口座設定の両方を完了した月の翌月末頃に、3,000ポイントが進呈されます。この期間限定ポイントの有効期限は、進呈日の翌月末までです。
2026年10月27日の公式案内を確認。過去のカード保有・発行歴がある人や、2枚目のカード等は対象外になる場合があります。カードには所定の審査があり、特典額・利用回数・対象条件は変更される場合があります。申し込むページの最新条件を確認してください。
日常の対象利用で1.2%還元。リクルートカード(JCB)

画像引用:リクルートカード公式サイト
この項目で紹介するのは、年会費無料のJCBブランドです。Visa・Mastercardとは発行会社や一部の利用条件が異なります。申し込むブランドを確認してください。
通常の対象利用は1.2%還元。貯まったリクルートポイントは、対応するリクルートのサービスで使ったり、Pontaポイントやdポイントへ交換したりできます。交換には手続きが必要です。
普段使うサービスでポイントを消化し、その分の現金を遠征用に取り分ける考え方もあります。楽天トラベルで直接使う方法とは分け、自分が使うサービスと交換条件を確認しましょう。電子マネーチャージなど、通常と扱いが異なる利用もあります。
対象のコンビニ・飲食店で、スマホのタッチ決済などなら7%還元

画像引用:三井住友カード公式サイト
三井住友カード(NL)は年会費永年無料。券面例は一般のNLで、ゴールド(NL)とは別の商品です。通常の対象利用は200円につき1ポイント(0.5%相当)ですが、対象のコンビニ・飲食店では、指定のスマホのタッチ決済または対象のモバイルオーダーで7%還元になります。通常ポイントを含む、200円単位の還元です。
例えば、対象店舗で条件に合う支払いを毎月5,000円、12か月続けるなら、7%で年間4,200ポイントの計算です。これは対象の支払いだけの例で、生活費全体が7%になるわけではありません。実際の付与数は集計・端数処理などでも変わります。
スマホのVisa・Mastercardのタッチ決済など、指定の支払い方が対象です。カード現物のタッチ決済、iD、差し込み等は7%の対象外。Google Pay・Samsung WalletではMastercardのタッチ決済を利用できません。一部店舗・商業施設内の店舗等は対象外になるため、対象店舗と決済方法の公式条件を確認してください。
- カード側の5,000円分:新規入会に加え、スマホのタッチ決済を1回以上利用するなどの条件があります。申込月の翌月末までの発行、入会月の翌月末までの対象決済など、期限・過去の保有歴による対象外条件も確認します。物理カードのタッチ決済・iDは対象外です。5,000円分の特典条件を見る
- 証券側の最大18,000円相当:SBI証券の新規口座開設、エントリー、Vポイント認証、クレカ積立、対象商品の取引などの条件があります。積立に関する最大4,000円相当と、追加の取引等に関する最大14,000円相当の内訳で、達成額・期限によって受け取れる額が変わります。証券側の対象条件・期限を見る
2026年10月27日確認。5,000円分はVポイントPayアプリ等で受け取るギフトで、Vポイントへの交換はできません。宿泊予約にそのまま使えるポイントと同一には扱わず、受取・利用方法を確認してください。投資には価格・為替変動による損失や手数料等があり、元本を割り込むことがあります。特典額だけで投資や取引を決めず、必要性・費用・リスクを確認しましょう。特典は変更・終了する場合があります。
まずは一か月の明細と、次の遠征予定を見てみよう
始めるなら、直近一か月の明細から「普段払っている金額」「ポイントの対象額」「今の還元率」を確認してみましょう。そのうえで、次のホテル予約までにどれくらい貯まりそうかを考えます。
支払える予算の範囲で、一回払いを基本に管理することも大切です。ポイントのために支出を増やしたり、リボ払い・分割払いの手数料を負担したりすると、得られるポイント以上の費用がかかることがあります。入会特典を見る場合も、達成に追加の買い物が必要かを確かめてください。カードには審査があり、3枚を同時に申し込む必要はありません。管理できる枚数と必要性を確かめ、無理のない範囲で検討しましょう。
カードを替えたら、毎月の引落日と残高を確認し、ポイントの有効期限も一緒に管理します。遠征用に取り分ける金額と、宿泊に使えるポイントが見えれば、ホテルの候補も具体的に比べやすくなります。
いつもの支払いから生まれたポイントで、次の宿泊費を少し軽くする。自分が使い切れる方法を選んで、無理のない遠征の準備につなげてみてください。




